XMトレーディングは、世界中のトレーダーに広く利用されている人気の海外FX業者です。
その魅力の一つが、多様な口座タイプを提供していることです。
しかし、初心者の方にとっては、どの口座タイプを選べばいいのか悩ましいところでしょう。
この記事では、XMトレーディングの各口座タイプの違いや特徴をわかりやすくまとめているので、最後まで読めば、あなたに最適な口座がまるわかりになります。
XMトレーディングの口座タイプの種類
XMトレーディングには、以下の4種類の口座タイプがあります。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
- KIWAMI極口座
4種類の口座タイプには特徴があり、トレーダーの経験レベルや取引スタイルに合わせて選択できるようになっています。
口座タイプは一度決めると追加口座を作らない限り変更できないので、事前にそれぞれの口座タイプの違いを把握し、慎重に選ぶようにしましょう。
XMトレーディングの口座タイプ比較表
XMトレーディングの4つの口座タイプの違いをまとめたのが、以下の比較表です。
項目 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | ||||
入金ボーナス | ||||
XMP(XMポイント) | ||||
1ロットの通貨単位 | 100,000 | 1,000 | 100,000 | 100,000 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 |
スプレッド | 1 pips~ | 1 pips~ | 0 pips~ | 0.6 pips~ |
取引手数料 | なし | なし | あり | なし |
スワップ | あり | あり | あり | なし(一部あり) |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット(MT4) 0.1ロット(MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット | 100ロット | 50ロット | 50ロット |
上記の口座タイプ比較表で使用している用語の説明もありますので参考にしてください。
- XMP(XMポイント):
トレードすることで貯まる取引ボーナスで、ロイヤルティポイントとも呼ばれる。トレードの証拠金や現金に交換することができる。 - 1ロットの通貨単位:
1ロットは取引の基本単位を表す。XMトレーディングでは、スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座では1ロット=100,000通貨単位、マイクロ口座では1ロット=1,000通貨単位となる。 - 最大レバレッジ:
レバレッジとは、少額の資金で大きな取引を行うための倍率のこと。レバレッジが高いほど少ない証拠金で済む。海外FXの場合は提供される最大レバレッジで口座を開設するのが一般的。 - スプレッド:
スプレッドは、通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差のこと。取引コストの一部となり、一般的にpips(ピップス)で表示される。スプレッドが狭いほど、取引コストが低くなる。 - 取引手数料:
取引を行う際に発生する手数料のこと。XMトレーディングでは、ゼロ口座以外の口座タイプでは取引手数料はかからない。ゼロ口座では、往復1ロットあたり10ドルの手数料が発生する。 - スワップ:
スワップは、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利差調整のこと。通貨ペアの金利差によってプラスにもマイナスにもなり、長期保有の取引戦略に影響を与える。 - 最小ロット数:
1回の取引で取引可能な最小の取引単位のこと。XMトレーディングでは、MT5のマイクロ口座を除き、全ての口座タイプで0.01ロットから取引が可能。 - 最大ロット数:
1回の取引で取引可能な最大の取引単位のこと。XMトレーディングでは通貨ペアによって異なるが、一般的に50〜100ロットが上限となる。
口座タイプの選択は、トレーディング戦略の重要な一部です。
この表を参考に、自分の取引スタイルやリスク許容度に合った口座を選んでいただければと思います。
また、本格的にトレードを始める前にデモ口座で練習したり、複数の口座タイプを試してみるのも良い方法です。
XMトレーディングでは最大12個まで口座を開設できるので、実際に使ってみて比較することもできます。
XMトレーディングの口座タイプの違い
XMトレーディングの口座タイプの違いを、口座タイプ別にまとめました。
スタンダード口座
スタンダード口座は、XMトレーディングの基本的な口座タイプです。
初心者から上級者まで幅広いトレーダーに適しています。
特徴
- 最小取引単位: 0.01ロット(100,000通貨単位)
- スプレッド: 比較的広め(主要通貨ペアで1.6 pips程度)
- 取引手数料: なし
- 最小入金額: $5
- ボーナス対象: あり
- 最大レバレッジ: 1,000倍
スタンダード口座は、スプレッドは若干広めですが、各種ボーナスの対象となるため、初心者からプロトレーダーに至るまで、全てのトレーダーにおすすめの口座タイプです。
マイクロ口座
マイクロ口座は、少額から取引を始めたい初心者や、リスクを抑えて取引したいトレーダーに向いている口座タイプです。
特徴
- 最小取引単位: 0.01ロット(1,000通貨単位)
- スプレッド: スタンダード口座と同程度
- 取引手数料: なし
- 最小入金額: $5
- ボーナス対象: あり
- 最大レバレッジ: 1,000倍
マイクロ口座の最大の特徴は、1ロットあたりの通貨単位が小さいことです。
そのため、少額の資金でも多様な通貨ペアの取引が可能になります。
リスク管理がしやすいため、初心者の方におすすめの口座タイプと言えるでしょう。
ゼロ口座
ゼロ口座は、最も狭いスプレッドを提供する口座タイプです。
ただし、取引手数料がかかります。
特徴
- 最小取引単位: 0.01ロット(100,000通貨単位)
- スプレッド: ゼロに近い(主要通貨ペアで0.1 pips程度)
- 取引手数料: 発注から決済までの往復1ロットにつき$10
- 最小入金額: $5
- ボーナス対象: なし
- 最大レバレッジ: 500倍
ゼロ口座は、高頻度取引やアルゴリズム取引を行う上級トレーダーに適しています。
スプレッドが極めて狭いため、わずかな価格変動でも利益を得やすくなります。
ただし、取引手数料がかかるため、取引量が多い場合はコストが高くなる傾向にあります。
KIWAMI極口座
KIWAMI極口座は、海外FXのトレーダーから要望の多かった、低スプレッドと手数料無料を実現した口座タイプです。
特徴
- 最小取引単位: 0.01ロット(100,000通貨単位)
- スプレッド: 非常に狭い(主要通貨ペアで0.6 pips程度)
- 取引手数料: なし
- 最小入金額: $5
- ボーナス対象: なし
- 最大レバレッジ: 1,000倍
KIWAMI極口座は、スプレッドが非常に狭く、取引手数料がかからないため、コストを極限まで抑えたいトレーダーに最適です。
ただし、ボーナスの対象外となるため、ボーナスを活用したいトレーダーには不向きです。
XMトレーディングのスプレッドについて
スプレッドとは、通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差のことです。
XMトレーディングのスプレッドの特徴は以下の通りです。
- 変動制スプレッド
- フラクショナル・ピップ価格設定
- 口座タイプによる違い
- 通貨ペアによる違い
XMトレーディングでは、変動制スプレッドを採用しており、市場の状況に応じてスプレッドが変動します。
口座タイプ別スプレッド比較
XMトレーディングには4種類の口座タイプがあり、それぞれスプレッドが異なります。
- スタンダード口座:平均1.6 pips~
- マイクロ口座:スタンダード口座と同じ
- KIWAMI極口座:平均0.6 pips~
- ゼロ口座:平均0.1 pips~(ただし別途取引手数料あり)
主要通貨ペアのスプレッド
XMトレーディングの主要通貨ペアの平均スプレッドは以下の通りです。
(スタンダード口座の場合)
- USDJPY(米ドル/円):1.6 pips
- EURUSD(ユーロ/米ドル):1.7 pips
- GBPUSD(英ポンド/米ドル):2.4 pips
- AUDUSD(豪ドル/米ドル):2.1 pips
- ゴールド:3.5 pips
スプレッドが広がる時間帯
XMトレーディングのスプレッドは、以下の時間帯で広がる傾向があります。
- 早朝5時~7時頃:取引量が少ない時間帯
- 重要な経済指標発表前後:市場の変動が大きくなる時間帯
- クリスマスや年末年始:流動性が低下する時期
スプレッドを抑えるコツ
- 取引量の多い時間帯を狙う
- 主要通貨ペアを中心にトレードする
- KIWAMI極口座やゼロ口座を利用する
- 経済指標発表時のトレードを避ける
XMトレーディングのスプレッドは、海外FX業界内でも競争力のある水準にあります。
特にKIWAMI極口座やゼロ口座を利用することで、さらに狭いスプレッドでの取引が可能です。
ただし、スプレッドは常に変動しているため、トレードを行う際は常に最新の情報を確認することが重要です。
スプレッドを意識しつつ、自分のトレードスタイルに合った口座タイプを選択し、効率的なトレードを心がけましょう。
XMトレーディングの仮想通貨(暗号資産)CFDはスプレッドが広めなので、スキャルピングには向かないかも
XMトレーディングのスワップポイントについて
スワップポイントは、ポジションを日をまたいで保有する際に発生する金利差調整のことです。
プラススワップの場合は、決済後にプラススワップの分だけ資金が増え、マイナススワップの場合は、決済後にマイナススワップの分だけ資金が減ります。
XMトレーディングでは、スワップポイントの計算が簡単にできる「XMスワップ計算機」をはじめ、様々な計算ツールを提供しています。
スワップポイントは、各国通貨の金利差によって発生し、ポジションを保有し続けるだけで自動的に付与されます。
スワップポイントの確認方法
スワップポイントは、スマホ版MT4/MT5の場合は、「取引(トレード)」タブを選択し、保有しているポジションをタップすると確認できます。
決済後は「履歴」から確認できます。
Windows PCとMacのパソコン版MT4/MT5の場合は、「ターミナル」内で確認できます。
ポジション未決済の場合は「取引」タブ、ポジション決済後は「口座履歴」タブで確認できます。
スワップポイントの注意点
- 通貨ペアごとの特徴を把握する:ドル円を例に挙げると、ロング(買い)ポジションの場合はプラススワップが付き、ショート(売り)ポジションの場合はマイナススワップが付きます。
- 水曜日のロールオーバー:水曜日から木曜日にかけてのロールオーバー時には、通常の3倍のスワップポイントが発生します。
- 高金利通貨の活用:トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなどの高金利通貨を利用することで、長期的なスワップポイント狙いのトレードが可能です。
1ドル80円~100円台の円高の時にドル円をロングしてずっと保有していたら、キャピタルゲインとスワップで二重に稼ぐことができたんだよ
私も夢のスワップ生活を味わってみたいなぁ
FX初心者におすすめの口座タイプとは
XMトレーディングにおいてFX初心者におすすめの口座タイプを紹介する前に、あまりおすすめしない口座タイプについて、そのデメリットを解説します。
- マイクロ口座:低資金で始められるのが魅力的なマイクロ口座ですが、複数の口座を使うようになると、口座を切り替えてトレードする場面が出てきます。その際に、マイクロ口座のロット数の感覚のまま他の口座タイプで発注してしまうと、ロットが大きくなり、ゼロカットになる危険性が伴います。これは通貨ペアの切り替え時にもいえることですが、トレードで注文をする時はロット数をしっかり確認してから発注するようにしましょう。
- ゼロ口座:スプレッドの狭さが魅力のゼロ口座ですが、その分トレードごとに取引手数料がかかるので、取引コストは意外と高くつきます。最大レバレッジも500倍までなので、好んでゼロ口座を選ぶ必要性はあまり感じられません。
それに対し、FX初心者にもプロトレーダーにもおすすめできるのがスタンダード口座とKIWAMI極口座の2つです。
- スタンダード口座:入金ボーナスが反映され、トレードすることでXMPも貯まります。プラススワップが発生する通貨ペアをデイトレードやスイングしたい方に向いています。
- KIWAMI極口座:口座開設ボーナス以外のボーナスは受け取れませんが、狭いスプレッドと一部の通貨ペアを除いたスワップフリーが魅力です。スキャルピングがメインの方や、スタンダード口座ではマイナススワップになる通貨ペアをスイングしたい方にも最適です。
入金ボーナスやXMP(XMポイント)をフル活用したい場合はスタンダード口座、低スプレッドやスワップフリーで純粋にトレードだけで勝負したい場合はKIWAMI極口座という感じで、2つの口座タイプを上手に使い分けましょう。
FXでは運用期間によって様々なトレードスタイルがあるの
・スキャルピング:数秒から数分単位で売買を繰り返す短期トレード
・デイトレード:1日の値動きで取引を完結させるトレード
・スイング:数日から数週間を保有期間とする長期的なトレード
最近ではそれぞれの中間のスタイルとして、デイスキャ、デイスイングという表現が使われることもあるよ
XMトレーディングの口座タイプの変更と確認方法
XMトレーディングでは、一度開設した口座タイプを後から変更することはできません。
そのため、異なる口座タイプを試してみたい場合は、新たに追加口座を開設する必要があります。
現在の口座タイプや口座情報を確認するには、XMトレーディングの会員ページにログインし、マイアカウントの概要欄を見てください。
口座番号、口座タイプ、残高、有効証拠金などの情報が表示されます。
XMは複数口座を持てる?最大口座数はいくつ?
XMトレーディングは、トレーダーのニーズに応えるため、複数の口座を開設することを可能にしています。
この柔軟性により、異なる取引戦略や資金管理を実践することができます。
では、具体的にXMトレーディングでは何口座まで開設できるのでしょうか?
XMトレーディングの最大口座数
XMトレーディングでは、1人のユーザーにつき最大12口座まで開設することができます。
これには、最初に自動的に開設される1口座と、追加で開設できる11口座が含まれます。
使わなくなった口座は解約できるので、口座の作成と解約を駆使して、12口座という最大口座数を活用し、上手に管理しましょう。
複数口座を持つメリット
- 異なる口座タイプの利用:XMトレーディングには、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座といった、異なる特徴を持つ口座タイプがあります。複数口座を持つことで、これらの異なる口座タイプを同時に利用できます。
- リスク分散:資金を複数の口座に分散させることで、リスク管理が容易になります。
- MT4とMT5の併用:異なる取引プラットフォーム(MT4とMT5)を同時に利用することができます。
- レバレッジの使い分け:口座ごとに異なるレバレッジ設定を行うことができます。
複数口座の管理方法
- マイページでの管理:XMトレーディングのマイページから、すべての口座の概要を一目で確認できます。
- 資金移動:同一名義の口座間であれば、簡単に資金を移動させることができます。
- 口座の追加と解約:不要になった口座は解約し、新しい口座を追加することができます。
XMトレーディングでは最大12口座まで開設可能であり、トレーダーは柔軟な取引戦略を実践することができます。
複数口座の利用は、リスク管理や取引スキルの向上に役立ちますが、適切な管理が必要です。
自身の取引スタイルやニーズに合わせて、複数口座を効果的に活用しましょう。
XMトレーディングの口座間資金移動のやり方
XMトレーディングでは、複数の口座を開設・管理することができます。
そうすることで、異なる取引戦略や通貨ペアごとに口座を分けて管理することが可能です。
口座間の資金移動のやり方も簡単です。
マイページの「資金振替」機能を利用することで、同一名義の口座間で資金を移動させることができます。
ただし、口座間資金移動には注意点があり、ボーナス対象口座(スタンダード、マイクロ)から、ボーナス対象外の口座(ゼロ、KIWAMI極)に資金移動すると、その割合に応じてボーナスが消滅するので、くれぐれも気を付けてください。
XMトレーディングの口座の解約方法
XMトレーディングの口座解約の方法について、スマホとPCそれぞれの手順を紹介します。
スマホの口座解約方法
スマホで口座を解約するには、XMトレーディングの会員ページにログインします。
解約したい口座をタップすることで、口座の解約を選択することができます。
その後、XMトレーディングに登録しているメールアドレスに口座解約の確認メールが届くので、そのメール内にある「口座を解約する」をタップすることで口座の解約は正式に完了となります。
スマホで口座解約できない原因として、口座内に資金が残っているパターンがあります。
また、資金移動してからある程度時間が経過していないと、口座解約できない場合があります。
その際は日を改めて解約しましょう。
それでも解決しない場合は、XMトレーディングのサポートに問い合わせてください。
Windows PCとMacの口座解約方法
Windows PCとMacで口座を解約するには、会員ページにログインし、口座の概要から「口座を解約する」を選択します。
その後、XMトレーディングに登録しているメールアドレスに口座解約の確認メールが届くので、そのメール内にある「口座を解約する」をクリックすることで口座の解約は正式に完了となります。
口座を解約すると取引履歴を確認できなくなるから、確定申告で必要な場合は、解約前に取引履歴をダウンロードしておくといいよ
XMトレーディングの口座凍結について
XMトレーディングでは口座の残高がない状態で90日間以上トレードしないと口座が凍結されます。
(口座の残高がある状態で90日間以上トレードしない場合は休眠口座になる)
また、XMトレーディングの利用規約に違反した場合も、同様に口座が凍結されます。
口座が凍結すると、口座開設ボーナスや入金ボーナス、XMP(XMポイント)が消滅します。
休眠口座は復活させることができますが、凍結された口座は解除して復活させることはできないので、XMトレーディングを再度利用したい場合は、新たに口座を開設する必要があります。
まとめ
XMトレーディングの口座タイプは、トレーダーの経験レベルや取引スタイルに合わせて選択できるよう設計されています。
FX初心者の方は、ボーナスを活用できて使いやすいスタンダード口座から始めるのがおすすめです。
口座開設後も、定期的に自分の取引スタイルや目標を見直し、必要に応じて新しい口座タイプを追加することで、より効果的なトレードが可能になります。
XMトレーディングの多様な口座タイプは、あなたのFX取引環境をより充実したものにしてくれることでしょう。
最後に、どの口座タイプを選択する場合でも、適切なリスク管理を行うことが重要です。
XMトレーディングの豊富な教育リソースも活用し、知識と経験を積み重ねていくことで、成功への道が開けるはずです。
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